ヨガの最終目標が『飛び交うマインドを穏やかにすること』と前の記事で書きました。
マインドを飛び交わせる障害は、色々あります。
「病気、無気力、猜疑、散漫、怠惰、好色、妄見、不動の境地に至り得ない状態、獲得した地歩からの滑落ーこれらの心の散動が、その障害である」(ヨーガ・スートラ・1章30節)
・病気
・無気力、何もやる気がでずに怠惰になってしまう心
・ヨガの練習なんてやって意味が本当にあるのだろうか?と疑う心
・他の楽しそうな誘いや快楽、誘惑に負ける心
・頑張ってきて得たものを失った時の心
色々な障害を克服しながらヨガの練習を続けなければなりません。
タマス的(暗質)になっていきます。(※タマスについては別記事にて)
試練は、乗り越えられる人にやってくるとよく言います。
この様々な障害は、経験するべく置かれているのだそうです。
試練に挑み、経験することで、自分自身の力を知ることができるということ。
障害、誘惑にすべて意の向くままに流されていったらどうなるかは予想がつきますよね。
様々な障害を克服してヨガを続けることが、ひいては人生を心穏やかにすることにつながります。
「心の散動に随伴して起きるものに、苦悩、失意、身体の震え、乱れた呼吸がある。」
(1章31節)
マインドが乱れた時に、呼吸が浅くなったり苦しくなったりした経験ありませんか?
私自身、ひどく緊張するタイプで人前で話すのが苦手です。クラス等では、割と積極的に質問をしたりするので、得意そうに見えるかもしれませんが、その時は、好奇心が勝ってるのかもしれませんw
ただ初めてのレッスンの時や何か自分に注目が集まるような場所での発表の時は、呼吸の乱れを実感しますし、緊張性の発汗があったりします。
努めて吐く息を長めにするように意識して、心を落ち着かせています。
呼吸で心を整える為にも、普段から身体と心をタマス的にさせずに、サットヴァ(純質)の状態にするように心がけなければいけません。
普段の食べ物や生活習慣が、タマス的(例えば、ジャンクフードをいっぱい食べて、夜更かしをして、ダラダラ過ごしている)であれば、いくら瞑想をしてもサットヴァにはなりません。
むしろ、心がタマス的に落ち込んでいたり弱っている時に瞑想をして心を静めると、かえって不調が起きるかもしれません。
日常的に食生活や運動で肉体的にも鍛えておくことが大切です。
なんだか小難しい感じになりましたが、
つまりは、普段の生活習慣全般を丁寧に暮らし、心と身体を健康的に保っておくことが大切
ということです。
自分の口に入れるもの、思考、行動を出来るだけ、純質なものでいるように心がけること。
普段から快活に物事を考えられるようになっておけば、様々な障害に立ち向かう場面があっても乗り越えていけるでしょう。
アスリートの人を見ていると本当に鍛錬された心と身体だなぁと思います。
人間誰しも最初から強い人はいません。
各々が様々なことを乗り越えてこそですよね。
本当にヨガの教えは、奥が深いなぁと思います。
#月曜日の朝ヨガ は、本当にいい鍛錬ですよね。
早起きをして朝からヨガをするなんて、とっても心身ともにHealthyでおすすめですよw
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RYT200 / YIC200(スタジオヨギー認定インストラクター) チェアヨガ修了
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