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執筆者の写真amy

▶【アヒンサー】自分に対しても「非暴力」でいること。

更新日:2022年3月23日

こんばんは。

年始からハムストリングや左手首を痛めてしまって、自分の準備不足に反省しています。

実は、ヨガのトレーニングクラスを受けている時も右手首を痛めてしまいました。お医者さんには、ギブスで固定され、出来るだけ安静を言い渡されたのでした。

ですが、ただでさえ他の同期と比べてヨガ歴の浅かった私はヨガをやれない事に焦りました。この時はまだパーソナルトレーニングも通ってウェイトトレーニングもしていたので、そのトレーニングを休んで、せっかくついた筋力を落とすのもすごく嫌でした。

結果、日常生活でも右手首が肘まで固定されていると支障があったので、数日でギブスを外し、脱着可能のプレートの入っている簡易的な物に交換してもらいヨガもやり、実は、手首をさらに固定した上でウェイトトレーニングも続けていました。


そんなことじゃ、治るものを治らないに決まってますよね。

ただ【休む】という事にすごく抵抗がありました。

少し休んだだけでも筋肉が落ちていく事は、長い間トレーニングしていると実感していました。筋肉は簡単に落ちてしまうけど、つけるのは大変なので尚更です。


ですが、『ヨガの八支則のアヒンサー(非暴力)は、自分に対してもだよ』と同期のお姉さんに言われて、考えを改めました。

八支則、アヒンサーについて今日は、シェアしますね。



8つの段階を実践していくことで、ヨガの最終的なゴールの「心の作用を止滅させる」に至ると言われています。

 

【八支則】

1.ヤマ(禁戒:行ってはいけないこと)

2.ニヤマ(勧戒:行った方がいいこと)

3.アーサナ(体位法:ポーズをとること)

4.プラーナヤマ(調気法:呼吸法)

5.プラティヤハーラ(制感:感情を制御すること)

6.ダーラナー(集中)

7.ディヤーナ(瞑想)

8.ザマーディ(三昧:悟りの境地)

 

ヤマ(禁戒)は、心の平和を得る為に慎むべき道徳的心得で5つの教えからなります。

①アヒンサー(非暴力)

④ブラフマチャリヤ(禁欲)

⑤アパリグラハ(不貪)


今回は、この中のアヒンサーについてシェアします。

【アヒンサー】

身(身体)、口(言葉)、意(心)において、暴力をふるわない事。

生きとし生けるものへの愛情や思いやりを持つ事


これを実践した有名な方が、マハトマ・ガンジーです。


ヨーガ・スートラ(第二章・35節)には、

・アヒンサーに徹した者のそばでは、すべての敵対が止む。

とあります。

’ヒンサー’は、’苦痛を引き起こすこと’。つまりアヒンサーは、否定語なので、

苦痛を引き起こさないこと』です。


アヒンサーを取り組んでいくと、その人から調和的なヴァイブレーションが放たれるので、その人のそばでは、敵対が止む。いくら敵意を持っていても一時的にそれを忘れる。とあります。一定期間、身体と言葉と心で実践すると、人格全体がそのヴァイブレーションを発するようになると書かれています。古いヒンドゥーの神話の中に、アヒンサーを守っている聖者や賢者たちの住む森の中では、動物たちが空腹の時しか獲物を殺さなかった。それ以外の時は、牛と虎が仲良く並んで水を飲んでいた。という話があるそうです。

なんだか、先日観たライオンキングの映画を思い出しました。


実際に、人を殴ったりするような暴力だけではなく、身体、言葉、心すべてに愛情や思いやりを持つことで、周囲に平和と調和と友愛をもたらすことは想像できますよね。


そして、この対象は自分も含まれているという事です。

怪我をしていて痛い思いがあるのに無理をしてはいけないですね。

自分にも思いやりと愛情を持って、接しなければいけないな。と反省をしました。


ヨガの教えは、本当に日常生活に当てはめて考える事が出来て、とても興味深いですよ。

身近に、怒りっぽい人がいたら、あなたがアヒンサーを守って思いやりと愛をその人に響かせてあげてくださいね💛


他のヤマ、ニヤマについてもまたシェアしますね。

 

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